ワット・スタット寺院|バンコク旧市街に佇む王室寺院と巨大ブランコ

バンコク旧市街の中心部には、200年以上の歴史を静かに刻んできた格式高い王室寺院があります。地元の人々に「ワット・スタット」の愛称で親しまれるワット・スタット・テープワラーラームは、タイ屈指の聖なる仏像を祀り、精緻な寺院建築でも知られる名刹です。バンコクの文化的な奥行きを味わいたい旅行者にとって、外せないスポットのひとつと言えるでしょう。
ワット・スタット・テープワラーラームの歴史
「ワット・マハー・スッタワート」から一級王室寺院へ
この寺院はラーマ1世の時代に建立が始まり、当初は「ワット・マハー・スッタワート」と名付けられました。かつてこの土地は低地の湿地帯だったため、まず土地を埋め立てる作業から始まったといいます。建設は複数の王の代にわたって続けられ、ラーマ2世は本堂の扉を自ら彫刻したと伝えられています。そしてラーマ3世の治世でようやく完成し、「ワット・スタット・テープワラーラーム」の名を賜り、最高位の王室寺院に格上げされました。
都を見守る仏像、プラ・シー・サッキャムニー
本尊であるプラ・シー・サッキャムニーは、スコータイ時代に鋳造された青銅仏で、スコータイのワット・マハータートから遷座されたものです。このことから、この寺院は「ワット・プラ・トー(大仏の寺)」とも呼ばれます。後にラーマ2世は、ラタナコーシン様式の高い台座に合うよう、仏頭と手の比率を整え直すよう命じ、現在見られる優美な姿となりました。
見逃せない建築の見どころ
街のシンボル、巨大ブランコ
寺院の正面には、赤く塗られた木造の巨大な構造物、**巨大ブランコ(サオ・チンチャー)**が立っています。バンコクを代表するランドマークのひとつで、現在の柱はプレー県産の黄金チーク材で作られ、2007年に開眼式が行われました。これは4代目にあたる柱です。本堂を背景に写真を撮る人気スポットとしても知られています。
本堂と壁画
精巧に彫刻された木製の扉の奥には、プラ・シー・サッキャムニー仏が安置され、その周囲を仏教の教えを描いた壁画が取り囲んでいます。また、この寺院はタイ王室の戴冠式において聖水を清める儀式が執り行われた場所としても、格別な意味を持っています。
ワット・スタット・テープワラーラームへの行き方
MRTでのアクセス
最も便利な方法は、MRTでサームヨート駅まで行き、3番出口から徒歩約750mです。旧市街の渋滞を避けたい方におすすめのルートです。
チャオプラヤー・エクスプレスボートでのアクセス
川沿いの旅を楽しみたい方は、ター・ティエン船着場で下船し、12番バスに乗り換えれば寺院周辺まで到着できます。道中はラタナコーシン島の他の見どころも楽しめます。
観光後のおすすめ宿泊先|勝利記念塔近くで快適に滞在
ワット・スタットや巨大ブランコ、旧市街の散策を終えた後は、バンコクの他のエリアへも移動しやすい宿泊先を探す旅行者も多いでしょう。BTSの主要な乗り換え拠点であり、旧市街やビジネスエリアへのアクセスも良好な勝利記念塔近くのホテルをお探しなら、The Victory Bangkok Hotelがおすすめです。勝利記念塔から徒歩数分という好立地にある上品なシティホテルで、ワット・スタットをはじめとするバンコクの文化的な観光スポットへのアクセスも快適です。
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